
1. 「事実・解釈・感情」を分けて考える(認知行動療法ベース)
頭の中では「うまくいかなかった」「怒られるかも」といった不安が先に浮かびがちですが、
まずは次の3つを整理しましょう:
- 事実:何が起きたか(数字・日時・行動)
- 解釈:自分の考えや評価(うまくいかなかった/まだ甘い)
- 感情:どう感じたか(不安/申し訳ない)
→ この整理をすると、“事実だけを抽出して伝える”準備ができます。
2. 主語を「私」ではなく「データ・結果・状況」に置く
例:
「私はうまく伝えられませんでした」→ 感情が先に出ている
「伝達後、回答はありませんでした」→ 事実に集中した表現
→ “報告者”を主語にしないことで、冷静さが保ちやすくなります。
3. 定型フォーマットを持つ(思考と表現のブレを防ぐ)
毎回迷わないために、シンプルな報告テンプレを使うのが効果的です。
例:3W1Hフレーム(What / Why / When / How)
- What(何が起きたか)
- Why(なぜそうなったか/仮説)
- When(今の状況)
- How(今後どうするか)
→ 決まった形があると、不安や迷いが感情に変わる前に“構造”が先に働きます。
4. 比較・推移・数字を使って「見える事実」にする
例:
- 「少ないです」→「前回比▲15%です」
- 「進んでいません」→「全体の35%まで進行。予定比−20%」
→ 感情語を避けて**“変化”や“数値”で説明することで、相手も冷静に受け取れます。**
5. 報告前に「一言まとめ」を作っておく
事実整理ができても、最後に焦ったりすると感情が乗ってしまうことがあります。
→ 報告の冒頭で言う一文を事前に決めておくとブレません。
例:
「現在の進捗と課題について、事実ベースで報告します。」
→ 自分への“冷静スイッチ”にもなります。
まとめ:感情に左右されず報告するためには…
- 事実と感情を分けて考える習慣
- 構造化・数値化・客観的表現
- 報告のフォーマットやフレーズを決めておく
報告が冷静だと、相手にも「信頼できる」「安心して任せられる」という印象を与えます。
“正確で落ち着いた報告”は、それだけで仕事の評価につながる力です。
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